外国為替情報

主要外国為替相場のお知らせ

公表相場一覧(日次更新)
2024年5月17日(PDF 104KB)

市場・指標速報

前日市況概況及び国内経済指標速報のレポートを掲載します。
(日次更新)2024年5月17日(PDF 296KB)

フォレックス・ウィークリー

アナリスト・グループのレポートを掲載します。
(週次更新)2024年5月17日(PDF 462KB)

マーケット・ベイン(2024年5月13日)

為替ディーラーの相場観一覧

Market Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN -- - - ++ ++ + - ++ -
EUR/YEN -- + - + ++ + + ++ -
Corporate Dealer A B C D E F G H I
USD/YEN ++ ++ - ++ + + + - +
EUR/YEN ++ ++ - + + + + - +
Market Dealer USD/YEN EUR/YEN
A -- --
B - +
C - -
D ++ +
E ++ ++
F + +
G - +
H ++ ++
I - -
Corporate Dealer USD/YEN EUR/YEN
A ++ ++
B ++ ++
C - -
D ++ +
E + +
F + +
G + +
H - -
I + +

表の説明

ディーラーズ・ビュー(2024年5月13日)

東京・NYLNSNGHKのディーラーの見方を直送

東京(主要通貨担当)

先週前半は目立った米重要指標発表もなく、ドル円は前週後半の下落を戻す格好で152円台後半から155円台半ばまで反発。日銀植田総裁からは、物価が上振れた場合には早めの金利調整を行う可能性が示唆されるも、為替の反応は限定的。木曜日の米新規失業保険申請件数、金曜日のミシガン大消費者サーベイでは、ISMに引き続き米経済の軟化を示唆する一方、インフレの高止まりを示唆する内容となったため、ドルは動きづらい状況。為替は15日発表の米CPI待ちの様相となり、各通貨既往レンジ内での推移に留まった。ドル円は155円台で揉み合いとなり、週末を迎えている。なお、木曜日に発表されたBOEは従来よりもハト派寄りのスタンスとなり、6月の利下げについてオープンな姿勢が確認されるも、概ね市場予想通りの内容となり、為替の反応は限定的となった。 今週は、米CPI、PPI、小売売上高に注目が集まる。4月以降の米指標では米経済の軟化が示唆される中、価格関連の指標が軒並み高止まりしている。CPIの鈍化が確認されれば、警戒一服から全面ドル売りを想定。一方でCPIが高止まりとなった場合は、初動は米金利につれてドル買いとなるものの、米国のスタグフレーションが意識され、徐々にドル円の上値は重くなるだろう。 (東京時間5月13日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)153.00-157.00。ユーロ円(円/ユーロ)164.00-169.00。豪ドル円(円/豪ドル)100.50-103.50。(東京 為替トレーディンググループ 平井)

東京(エマージング通貨担当)

先週前半は幅広い通貨に対してUSD売りが巻き戻される展開となり、エマージング通貨についても対USDで減価。週後半にかけては、市場予想を下回る米経済指標を背景としたUSD売りでZARやMXNなどの高金利通貨が相対的に強含んだ一方、アジア通貨は引き続き軟調な推移となった。 個別材料では、ブラジル中銀が25bpの利下げを決定し、政策金利を10.50%に決定。中銀理事内では意見が割れており、9名のうち5名が25bp、4名が50bp利下げに投票したことが報じられた。総じてハト派的な会合となり、BRLは対USDで一時1.7%減価。なお、ポーランド中銀は5.75%、メキシコ中銀は11.00%に据え置いた。 今週は15日に中国MLF、17日は新築住宅価格・鉱工業生産・小売売上高の発表が予定されているほか、16日にはフィリピン中銀の金融政策決定会合が開催される。同中銀は6.50%で政策金利を据え置くことを予想するが、通貨安への警戒感からタカ派姿勢を強める可能性には注意したい。(東京時間5月13日午前7時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:人民元(円/人民元)21.35-21.75。韓国ウォン(ウォン/ドル)1355-1395。(東京 為替トレーディンググループ 河村)

ニューヨーク

前週は、マーケット全体に材料不足の中で出来高は閑散、ボラティリティー低下も寄与してリスク資産は堅調推移。植田総裁発言や日銀決定会合の主な意見が足元の円安影響もありタカ派的なものであったため円金利は上昇となったが、ドル円の反応は限定的で週を通して底堅い動きが続き155円台後半まで上昇した。弱含みの見え始めた米国経済指標がある中、今週発表のCPIや小売売上高でも同様に弱い数字が確認されればドル円の上昇も一服するだろう。(東京時間5月11日午前6時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ドル円(円/ドル)153.50-157.50。(ニューヨーク トレーディンググループ 寺岡)

ロンドン

先週のユーロドルは、新規材料に乏しく、1.07ドル台で狭い値幅での推移にとどまった。英国では、英中銀の正副総裁がハト派的な見解を示していたことで、金融政策決定会合に向けて、金利低下とともにポンド売りが優勢となった。9日に行われた会合では、7対2で政策金利の据え置きを決定。2名が利下げを主張し、ベイリー総裁は市場の織り込み以上の利下げが必要となる可能性を指摘した。ハト派的な方針を受けてポンドドルは一時下落するも、すでに織り込まれていたため反応は限定的であった。今週は、各国中銀当局者の発言に注目。金利動向を睨みながらの相場展開となろう。(東京時間5月11日午前1時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:ユーロドル(ドル/ユーロ)1.0600-1.0850。ポンドドル(ポンド/ドル)1.2350-1.2650。(ロンドン トレーディンググループ 難波)

シンガポール

月初めから米国経済指標が総じて予想を下回り、米金利上昇からの為替ドル高圧力は一服。各国中銀がFEDに追随し、タカ派的な姿勢に転じてしまうことへの警戒はやや後退している。豪及び英中銀は予想通り政策金利を据置、内容は市場予想対比ではややハト派的。またスウェーデン中銀は予想通り利下げを実施(G10ではスイス中銀に次いで2番目)。欧州圏(ECB・BOE)での6月利下げ予想がやや高まった。アジアでは、通貨安懸念を表明していたマレーシア中銀が政策金利を据え置いた上に、通貨安に対する懸念もやや後退させた。これら各国中銀の動きは、従来想定されていたシナリオに近いものであり、マーケットは落ち着きを見せ、アジア通貨は既存レンジ内で推移した。FEDが年内2回程度の利下げを実施する見通しが変わらなければ、これまで通貨安防衛に追われていたアジア各国に追い風となるが、今週の米国CPI次第で雰囲気が一変してしまう可能性は否めない。特に安値圏で通貨が張り付いたままのベトナム・インドネシアにとっては大きな懸念材料であろう。しかし乍ら、先月とは異なり一部米国指標の鈍化が確認されている中では、米金利上昇のリスクは限定的と考えており、個人的はCPI下振れを警戒している。(東京時間5月10日午後5時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:SINドル(S$/ドル)1.3400-1.3600。タイバーツ(バーツ/ドル)36.20-37.20。(シンガポール トレーディンググループ 若林)

香港

先週はオフショア人民元が対ドルで下落。米CPI待ちで相場全体が動意に乏しい中、為替市場ではドル安進行が一服し、オフショア人民元は対ドルで7.20台から7.23台に下落した。また、電気自動車(EV)や太陽電池など、米政府が中国製品の一部に対する関税率を引き上げると報道されたことも一時的な元安材料となった。 今週は米CPIが最重要イベントとなる。オフショア人民元もドルの動向次第で両サイドに大きく振り回される可能性がある。 先週の香港ドルは対ドルでほぼ水準変わらず、総じて7.81台で推移した。短期Hibor金利が落着きを取り戻す中、今週の香港ドルはドルの動きに左右される展開となろう。(東京時間5月13日午前9時までの情報をもとに作成) 予想レンジ:オフショア人民元(円/元)21.10-22.10。香港ドル(円/H$)19.50-20.50。(香港 トレーディンググループ 孫)

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